目次
菅沼キャンプ場にいってきた
本州一の透明度で有名な菅沼にキャンプにいってきました!
美しい湖畔キャンプです!!
菅沼キャンプ場は栃木県と群馬県の県境に位置し、標高1730mにあるキャンプ場です。
通常はバンガローで宿泊する施設ですが、夏期限定でテント泊を解禁しています。
私達はテント泊が目的なので、さっそく予約して2泊3日のキャンプに行ってまいりました。
菅沼キャンプ場はオートキャンプではなく、専用の駐車場に車を止めなければなりません。
でも安心してください。かなり大容量のリヤカーを貸してもらえるので、それで荷物を運べます。
そして、テントサイトは場内の広場を利用しているので、フリーサイトのような感じで区画はなし。
割と湖畔の近くにテントを設営できます。やったー。
菅沼は前述の通り、本州一の透明度を誇っており、釣りやカヌーやSUPも楽しめます。
私達は小さい娘がいるのでテント泊だけでしたが、この綺麗すぎる沼は入らないともったいないですよ〜!(遊泳は禁止)
湖畔を満喫しつつ、山奥で涼しめのキャンプを楽しみたいなら是非おすすめのキャンプ場です。
菅沼キャンプ村だけでなく、周りの観光もとても楽しめます!というより観光地だらけでした。
今回は菅沼キャンプ村の情報と私達の行った周辺のおすすめ観光についてまとめたので、是非参考になれば嬉しいです。
菅沼キャンプ場とは
基本情報
菅沼に隣接したキャンプ場で、基本的にはバンガローで宿泊する施設です。
夏季限定でテント泊OK!
ペットも可。
かなりの山奥にあり、夕方以降はひんやりとしています。
湖畔の美しさは抜群!!のんびり過ごせます。
テント泊の利用案内
【利用料】大人 ¥2,000 / 小学生 ¥1,500 / 小学生未満 無料
【チェックイン】14時
【チェックアウト】11時
※2019年9月時点での料金です。
利用できない日もあるそうなので、フリーサイトですが必ず予約が必要です!!
テント泊の場合、予約は電話受付のみ。受付時間は8時〜17時。
アクセス
- 関越自動車道「沼田IC」より約70分
- 東北自動車道「宇都宮IC」より約90分
高速を降りてからは完全な山道で、私達の行ったルート(東北道)からではクネクネ道で有名な「いろは坂」を通ります。車酔いしやすい方、要注意ですよ…。
クネクネした山道を越えると、わかりやすく菅沼キャンプ村の入り口の看板があります!
道路の向かいには飲食店やお土産屋さんがあり、目立つので、入り口を探して迷うことはないので安心してください。
菅沼キャンプ場の施設
テントサイト
キャンプ場内の広場を利用してテントサイトにしてあります。湖畔までは歩いて30秒ほど。
地面は土と芝生と両方あります。柔らかい地面なのでテントの設営がしやすいです。
土というよりは砂に近いのでさらさらしていて、泥のような汚れになることがないです。
傾斜はほとんど無く、寝るときも気になりませんでした。
常設のテントサイトではないですが、キャンプするのに全く問題ないです!
木々に囲まれているので、昼間のあたたかい時間帯には木陰がありがたいです。
そばには菅沼につづく小川も流れているのでせせらぎの音が聞こえますよ〜。癒し。
施設
【受付・売店】
こちらの受付でチェックイン・チェックアウトをすませます。
観光情報の冊子置いてあったり、ガスボンベや薪などが売っていました。
17時以降はスタッフの方がいなくなるので、何かあったら受付の外の黒電話で連絡するよう言われました。
周辺の温泉施設情報のリストもくれます。ありがたいですね〜!
【バンガロー】
全部で44棟で、寝具付き(シーツ・枕除く)。
2人〜10人用まで人数に合わせて3種類のバンガローがあります。
キャンプ場内は電気がないので、室内の明かりはランプやランタンを使うしかないです。
【トイレ】
洋式・和式両方あり。真ん中は障碍者用の広めのトイレです。
トイレはキャンプ場内に6箇所あり。結構ありますね!
【炊事場】
今までみてきたキャンプ場のなかでも、とても綺麗な炊事場でした。
キャンプ場内に5箇所あり。水場と焼き場と食事するテーブル完備です。
【洗面所】
炊事場の水道以外に洗面所があったのは初めてでした!
キャンプ場内に3箇所あり。
【ゴミ捨て場】
ゴミの分別ごとに分かれて大きいゴミ箱が設置してあります。炊事場の近くにはだいたいあったので、ありがたいですね。
分別はしっかりしましょう!
【ドッグラン】
全面芝生のドッグランがあります。
こんなとこでワンちゃんも駆け回れたらきっと楽しい〜!ペットいる方にとっては、ペット歓迎は嬉しいですよね!
【わき水】
何度も汲みにいきました!受付のすぐそばにあります。
飲んでみましたが、くさみはなくとても美味しい水でした!そして冷たい!
菅沼キャンプ場へ行ったら是非飲んでみてほしいです。
菅沼キャンプ場の周辺観光情報
戦場ヶ原
菅沼キャンプ場からすぐの高原湿地。
湿地を周遊できる遊歩道があり、多くの植物や野鳥を楽しめます。
しかし!ちょうど娘が寝てしまったので、私達はハイキングは諦め、湿地が見渡せるという展望台に行きました。
展望台からは湿地とその向こうの山々が見られます。フォトスポットです。
ハイキングが無理な方は展望台からの景色を見るだけでもよいですね。
戦場ヶ原展望台入り口のそばにある三本松園地に広い無料の駐車場があるのでご安心を。
飲食店やお土産屋さんや外で休憩できる場所があるので、楽しいですよ。
ゆばコロッケが美味しかったです。ゆば餃子なんてのもありました。
ここで特産物が食べられて、お土産も買えるので、ついでに寄って楽しいスポットです!
日光白根山
日光白根山は日本百名山のひとつ。
丸沼高原のセンターステーションから、ロープウェイで日光白根山の登山口まで行けます。
標高2,000mと結構上まで行けるので楽しいですよ〜!
ただし、ロープウェイ代はひとり¥2,000とちょっとお高め。
上がりきったところには「天空の足湯」と称した足湯スポットとテラスがあります。
迷わず足湯に入りました!でも娘はその中でしゃがんでしまったのでおむつビショビショで帰りました。笑
しかしとにかくこの場所は眺めが最高でした!晴れていれば遠くの山脈が見えますよ。幻想的な景色でした。
また、小さなカフェや休憩所や小道あって、登山しなくてもここで楽しめます。
二荒山神社という神社もあり、お参りができます。標高の高いところにあるというだけあって、神聖な感じがする神社でした。
ロープウェイチケットと温泉の入浴券を一緒に買うとお得になるプランもあるそう。(私達は気づかず、別々に買うことになりました…。事前に一緒に買わなければダメだそうです。)
日光白根山は是非行ってほしい観光名所です。
丸沼温泉
写真は撮り忘れてしまったのですが…大浴場と貸し切り風呂の両方あり!
貸し切り風呂は2つしかないので事前に電話で入れるかどうか確認しといた方が良いです。
ちなみに私達がいったときはちょうど小学生の団体さんが宿泊していて、大浴場は入れませんでした。
貸し切り風呂は露天風呂ではなく内風呂で、あつめとぬるめの部屋どちらか選べます。小さなお子さんがいる方はぬるめがいいかと。
貸し切り風呂の更衣室にはラックと洗面台と椅子があり、アメニティは充実しています。
<部屋にあったアメニティ>
- シャンプーコンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ
- 化粧水、乳液
- ティッシュ、綿棒
- ひげ剃り
- シャワーキャップ
- ドライヤー
※タオルはなかったので、持参してください。
ひととおりのものは揃っていたので、気軽に日帰り入浴できます。
料金は大人ひとり¥1,000ですが、なんと「菅沼キャンプ村に泊まっている」と言えばひとり¥500になります。半額!すごい。
割引は今後変わることもあるかもしれないので、念のため行く前に菅沼キャンプ村の方にも確認してください。
菅沼キャンプ場に行くなら
楽しむポイント
観光地もありながら、美しい湖畔でのんびりとゆっくりキャンプ泊のできる菅沼キャンプ場。
青い透明な湖畔を眺めながらのんびりできるキャンプは最高です。
ここで楽しむポインは2つ。
- テント泊がおすすめ
- 観光も行ってみる
せっかく菅沼で湖畔キャンプするなら私はバンガローではなくテント泊がおすすめ。
菅沼キャンプ場の立地だと、テント泊ならより湖畔の近くでキャンプできるからです。
バンガローだと湖畔の目の前ではないんですよね…。より湖畔キャンプを味わいたいならテント泊です!
娘もしきりにテントを出ては水辺を歩き回り、笑顔ではしゃいでいました。一緒に来て本当によかったです。
小さなお子さんがいる方は水辺を歩き回るだけでも楽しいですよ〜!砂や石や水に興味をもって遊ぶ姿は連れてきてよかったと思わせてくれます。
何度もいいますが、菅沼の透明度は半端じゃないです。
カヌーやSUPなどのアクティビティをするもよし、ただただ眺めるもよし!
本州一の美しい湖畔を目の前で眺めながら過ごせるなんて贅沢じゃないですか?
また、観光は無理して行くことはないですが、この土地の文化を知ることができたので行っておいて損はないかと。
美しい山々の景色を見れるし、なにより美味しいものが食べられます。笑
菅沼はどちらかというと日光の名物押しで、湯葉ものが多かった印象。
観光地にも足を運ぶことによって、キャンプだけでなく、貴重な思い出が残ったと感じます。ちょっとした小旅行気分。
あとは特産品の野菜やお菓子などを買って、キャンプ場に戻って食べるのも地味に楽しいです。「くるみ入りわらび餅」ってのがめちゃくちゃ美味しかったです。
ちなみに菅沼キャンプ場にも浴場はあるのですが、利用できる日とできない日があるので、温泉に行く予定を立てたほうがよいです。
注意すべきこと
そんな素晴らしいキャンプ場ですが、行く前に注意するべき点が3つあります!!
- 電波なし
- 夏でも夜は寒い
- 周辺にスーパーはないので事前に準備しといがほうが良い
はい、携帯繋がりません。行って知りました。さすが山奥だけありますね〜。知りたい情報は先に調べておき、スクショなどしておいた方がよいです。
ただ、周りの観光地は電波があるのでそのタイミングが連絡や調べものをするチャンスですよ!
次に寒さですが、9月半ばではもう夕方以降すごく寒かったです。夏場でも25℃以上になることは少ないそうです。私達がいったときは夜は10℃前後くらいまで下がりました。
秋にキャンプするならヒートテックや厚手の上着は必須です!
1歳5ヶ月の娘は足下はアウトドア用のブーツで、上着はモコモコのパーカーにプラスで薄いダウンを着せました。
寝袋は絶対に冬用の暖かいものにしてください。
最後にスーパーですが、周辺にはありません。キャンプで使うような食材やお酒は家の近くで買っておくことをおすすめします!
我が家はいつも前日までに2ℓペットルの水を2本凍らせおいて、それをクーラーボックスの保冷剤として使います。
溶けたら飲み水にできますし、板氷のように袋がやぶけてクーラーボックスがびしょびしょになることがありません。
この方法是非おすすめです。
以上、菅沼キャンプ場の楽しむポイント&注意すべきことを紹介させていただきました。参考になったでしょうか?
行ってみたいと思っていただけたら嬉しいです。よいところですよ〜!
それでは皆様よいキャンプライフを。