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断乳を決めた時期
子どもはいつかおっぱいを卒業しなければいけませんよね。
私は1歳3ヶ月で断乳を決めました。
もともと2歳くらいまでは授乳を続けようかな〜なんてふわっと考えていたのですが、思っていたより早めに終止符をうちました。
というのも、1歳になるまではお腹がすいたときや栄養補給のためにおっぱいを飲んでいたのですが、1歳をすぎてからはおっぱいに対しての執着心がかなり強くなりました。
家にいてそばにいると数十分おきにおっぱいをほしがる、いわゆる「ドリンクバー授乳」という状態になってしまったのです。
自分で私の服をずりさげることが出来るようになったので、ソファーなどにすわっているとしょっちゅう飲みにきます。
しまいには夜中私が寝ているあいだにも服をずりさげて勝手に飲んでいました。
それには私もそろそろストレスが溜まりはじめ、断乳を考えるようになりました。
ごはんも3回食をしっかりと食べるし、もう授乳を終わりにしてもよいかなと。
1歳から保育園に通っている友達たちの子どももすでに授乳を終わりにしているようなので特に不安は感じませんでした。
ちなみに断乳と卒乳の違いは以下の通り。
- 断乳:母親の意思で授乳をやめること
- 卒乳:子どもが自然に授乳を必要としなくなること
8ヶ月で卒乳する子もいれば、2歳をすぎてから断乳する子もいます。
いつ授乳をやめるべきか?正解はありません。
断乳を決めている方は、周りのことは気にせず自分とお子さんのペースで決めて大丈夫ですよ!
この記事では私が行った断乳の方法と、母乳外来でプロに教えてもらった注意点を書いています。
これから断乳を考えている方の参考になれば嬉しいです。
断乳の仕方
1日目:おっぱいが張る&子どもが泣きまくる
断乳の山場は最初の3日間!
平日に娘と2人きりで過ごすなかで断乳は難しいと思ったので、本来なら病院が開いている平日が好ましいのですが、私は旦那のいる休日に決行しました。
あとは生理1週間前は体調が整っていないため、避けたほうがよいです。
娘には言葉が分かっているのかは不明ですが、今日でおっぱいは終わりと告げました。
1日目の夜にはパンパンに胸が張れました。
何度も飲みたがり授乳クッションを持ってソファに行って泣くけど、我慢我慢。
そのころおっぱいのことを「ぺ」といっていた娘は泣きながら「ぺ!ぺ!」と訴えてきました。
あとはなるべく長時間外に出ておっぱいの存在を忘れさせます。
その日の夜はおっぱいを見せないようにするため旦那に風呂にいれてもらいました。
夜の寝かしつけは今まで添い乳だったためちょっと苦労しました。
子どもが限界まで眠くなるまで無理に寝かしつけず、1日目だけは最終的に抱っこでおやすみなさい。
2日目:ガチガチ激痛&子どもの気をそらす
2日目はかなり痛みを感じるようになり覚悟していたとおりガチガチに。
娘が胸にのかってきたり、つかんできたりするだけで悲鳴をあげたくなるくらい痛い!!
絞りたい気持ちを押さえて我慢。
ただし乳腺炎を防ぐために、ガチガチで痛すぎるときは圧抜き程度に少量なら搾乳して大丈夫です。
決して乳頭を刺激せず、優しく、絞り過ぎないようにします。
娘はまだおっぱいをほしがるので、旦那にも協力してもらい気をそらしてもらいました。
そして、おっぱいをほしがったら、代わりに牛乳をあげる!
いままでおっぱいをのんでいた分の水分補給も忘れずに。
フルーツやお菓子も効果ありました。
お風呂もまた旦那にいれてもらいました。
3日目:搾乳OK&引き続き子どものケア
3日目になったのでやっと搾乳できます!
この激痛からやっと解放される〜
満を持して夜にシャワーを浴びながら絞ってみました。
搾乳のときは乳頭は刺激せずに行うことが大事。
乳頭を刺激してしまうとまた赤ちゃんが吸っていると脳が勘違いし、また母乳が生成されてしまうので注意です。
しかし2時間くらいやっても出続ける…。
これいつまで絞ればいいんだろう?
疲れてきたし、とりあえず張りはなくなったので一度やめました。
娘も少し落ち着いてきたのか、ギャン泣きはしなくなった気がします。
でもおっぱいを欲しがったら、引き続き牛乳や食べ物で気をそらします。
このあとの搾乳は、1週間後と、その日から3週間後です。
ちなみに搾乳のやり方は別の記事で「マッサージ」として紹介してるので是非!
母乳外来での断乳ケアと今後の注意点
山場の3日間を乗り切りましたが、ずっと左胸の上側のしこりがとれませんでした。
押したらちょっと痛い。
1週間後の搾乳は自分では無理と感じ、希望の日にちを伝え母乳外来を予約しました。
子どもも一緒に入室できる病院だったので助かりました。
そこで30〜40分くらいプロに絞ってもらって、しこりはなくなりました。
痛みもほとんどなし。
だがしかしここでも絞りきれず、少し出る状態で終了。
私はかなりの量の母乳が出ていたそうで、娘もかなりの量飲んでいたみたいです。
厚めのフェイスタオル3枚がビショビショになるくらい出ました。
でも母乳の色がクリーム色→白色→透明なってきているのでもう大丈夫とのこと。
その日から3週間後にもう一度絞ってと言われました。
そして今後の注意点を教えてもらいました。
- 張って痛くなったら保冷剤などで冷やすこと
- 食べる量やカロリーを注意すること
次に搾乳するまで張って痛くなってしまったら冷やすこと。
もし痛みがひどくなるようならもう一度診てもらいましょう。
そして食べる量ですが、いままではおっぱいが作られるのに500キロカロリーは消費されていたため、太りづらかったけれどこれからは普通に太ってしまうとのこと。
500キロカロリー!すごいですね!!
カロリーの高いパンなどは特に気をつけるようにと言われました。
パン大好きだから辛いなぁ。頑張ります…。
今回、断乳のケアで母乳外来に行ってみて本当によかったです。
育児本やネットでは解決できなかったことなので、断乳のケアを不安に思っている方がいたら是非おすすめします。
母乳が多い方や、自分で搾乳が苦手な方は特に!
予約は直前だと希望の日にとれないこともあるので、余裕をもって予約することをおすすめします。
断乳後は寝かしつけと睡眠に変化
断乳後に一番変わったのは下記の2つ。
- 寝かしつけが楽になった
- 朝までまとまって寝るようになった
今まで娘は眠くなると泣き、寝かしつけができず、添い乳で寝ていました。
さて、おっぱいを卒業したいまどうやって寝かしつけよう?
たどり着いた方法は、一緒に横にいてあげるのみ。
断乳後は絶対にだっこで寝かしつけないようにしました。
絵本を読んであげたり、ぬいぐるみで遊んであげてもいいです。
一緒にベッドでゴロゴロして自然に眠くなるのを待ちます。
慣れてくると本当にだんだん眠くなるようで、ドッテンバッタンのたうちまわって(謎です)から寝るようになりました。
なにより寝る前のコミュニケーションが楽しくなりました!
そして夜中は今までは何度も起きて、その度に添い乳をしていましたが、今は割と朝まで寝るようになりました。
たまに起きても横にいて声をかけてあげたりすればすぐ寝るように。
おっぱいの卒業は寂しいけれど、断乳して睡眠環境が変わって、前よりもお互い楽になったと感じています。
私達親子にはちょうどよいタイミングだったのかな。
今回、私の体験談を記事にしましたが、今後断乳を考えている方や悩んでいる方の参考になれたら嬉しいです。
気負わず、家族に協力してもらって、どうしても不安だったらプロの力を借りるのも手です。
無理しないで頑張ってくださいね。
応援してます!